作家インタビュー

●TanbaStyle作家インタビュー 市野秀之

TanbaStyleの立ち上げ 「もっと丹波立杭を盛り上げたい」

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秀之さんとお話していていつも感じるのは、常々「丹波焼のよさ、今田町のよさをたくさんの人に知っていただきたい!」という思いが溢れているということ。

TanbaStyleを立ち上げたきっかけも、元をたどればそこに行き着きます。

焼物屋さんで街づくり・街興し活動をしようとすると、やはりどうしても焼物を作るというところにとらわれてしまいがち。

モノに縛られないもっと大きな視点で街づくりをしていきたい。

そのような思いを常に思っていた秀之さん。タイミングよく商工会のバックアップもありTanbaStyleを立ち上げることができました。

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試行錯誤しながらのTanbaStyleの活動

秀之さんの志に共感したメンバーが集まったものの、具体的に何をやるかは全く手探り状態。

初年度は試行錯誤しながら、大阪茶屋町での飲食店とのコラボ(茶屋町BAL)や茶屋町画廊での展覧会を行い、今までとは趣向の違う活動のきっかけとなりました。

2年目は秀之さんが委員長となりTanbaStyleで一番大変だったというTSブランドの立ち上げとグランフロントでのブランド発表会。

本当に大変だったけど、ものすごく充実した1日が過ごせたとのことでした。(何とこの日は偶然にも秀之さんの誕生日でした!)

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よもやま話が現実に

TanbaStyleの活動を通して外部との繋がりが増えてきたのは、本当に大きな財産になっているという秀之さん。

丹波焼を他の地域の人がどう思っているかは、丹波の地で作陶をしているだけではなかなか分かることはなかったといいます。

秀之さんが大事にしているという「よもやま話」。

ワイン片手にお客様と談笑しながら、目を落とせばそこには丹波焼がある。

しきいの高さも必要だけど、必要以上にしきいを高く見せない活動を行いたい。

TanbaStyleの活動を通して、よもやま話の域をでなかったことが実現しつつあります。

TanbaStyleで一番大変な部分がTSブランドの開発

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とはいえ、未だに大きな課題であるのがTSブランドの開発。それぞれのメンバーが作家活動をしながら、TSブランドを納得できるクオリティまで持っていくのは本当に大変なことです。

ただ、難しくもあり楽しくもあるのが商品開発。今の生活に合うような使いやすい食器を、丹波の伝統も取り入れながら程よく流行にも載せていく。

(今後の楽しみのためここで具体的には話せませんが、、)話はどんどん膨らみ、活き活きと話される姿はとても印象的です。

丹波焼のため、今田町のため、そして巡り巡っては自分を含めた個々の窯元のため色々と考えて日々活動されているのは本当に頭が下がります。

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「全てに出会える」丹波立杭

TanbaStyleの活動をしていて「苦労はない!!」と断言する秀之さん。

志が同じメンバーでやっているというのは秀之さんにとって本当に嬉しいことのようです。

TS+は自分が作陶するものではない価格帯(いわゆる窯物と作家物の間)なので、色合いや作風にチャレンジしやすいと、TanbaStyleの商品開発を通じて自分の作風の広がりにもつながっています。

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丹波立杭のよさを訪ねると、

「伝統は守ってます。でも、個々の窯元を見れば古風なものもあり、モダンなものもあり、全てに出会えるのが立杭のよさ」

「歴史、新しいもの、豊かな自然、人とのふれあい 本当に全てに出会えるのが丹波焼の郷 今田町の魅力!」

とおっしゃってくれました。

TanbaStyleにおいてはもちろん、丹波立杭においても秀之さんの貢献はとても大きなものと感じます。

これからも「個と産地のバランス」を考えながら、活動していかれることと思います。

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[取材・撮影 TanbaStyle事務局]

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